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年頭のご挨拶(2022年)
年頭のご挨拶
日本動物細胞工学会(JAACT) 会員各位
新年のご挨拶を申し上げます。新しき2022年を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。JAACTも発足以来31年目を迎え、さらなる発展をめざします。
さて、昨年も本学会活動に多大なご協力とご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。Withコロナの時代となり、皆様の生活や学会活動も新たなる形式へと変革してきております。JAACTにおきましても様々な工夫により学会活動を活発に行っております。昨年もJAACT 国内大会JAACT2021京都が、2021年7月27日から28日に開催され、大会実行委員長の堀江正信先生(京都大学)らのご尽力により、webベースの大会として、成功裏に終了することができました。一昨年の国際大会に引き続き、京都大学内に発信ベースを設け、インターネットを駆使した学会が実施できました。大会運営においては、若手の先生方にて大会実行委員を組織して頂き、全国各地の大学の先生方に距離の壁を越えて、学会運営を行って頂きました。さらに、口頭発表、テクニカルセミナー、展示と、様々な新しい形式での学会を、工夫して実施することができました。また、webでの活発なJAACTシンポジウムや、若手の先生方による新たなるweb交流会の試みなど、活発に活動することができました。
JAACTは、本年は、ポストコロナに向けた新しい学会として、ハイブリッドでのJAACTシンポジウムや、対面での国内大会の開催を予定しております。今年も、これらの活動を通じてJAACT会員や、関連の研究者が結集し、大いに議論し、新たな動物細胞工学関連分野の活性化に向けた活動を行います。会員の皆様からの積極的なご提案・ご協力を、是非ともお願い申し上げます。
末筆ながら、本年の皆様のご健勝と益々のご活躍をご祈念申し上げます。
日本動物細胞工学会会長 大政 健史(大阪大学)