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日本動物細胞工学会シンポジウム44
第44回動物細胞工学シンポジウム開催のご案内
「バイオ医薬品の物性と開発戦略」というテーマで第44回動物細胞工学シンポジウムを開催します。バイオ医薬品に関するこれまでの研究によって、現在のバイオ医薬品開発においては、バイオ医薬品(タンパク質)の物性を高度に把握し、戦略的な開発へと繋げることが可能となってきました。本シンポジウムでは、バイオ医薬品の物性評価から規制科学や知的財産戦略にいたるまで、バイオ医薬品開発に関する興味深い講演が集まっています。さらに、シンポジウムの最後には2021年度日本動物細胞工学会技術賞の受賞講演があり、日本発の優れた医療用組換えタンパク質発現技術を実感いただけるものと思います。 また、COVID-19の影響でこれまでオンラインで開催しておりましたシンポジウムですが、今回からオンサイトとオンラインのハイブリッドで開催する予定で(変更の可能性あり)、多くの方に参加いただける機会となっております。是非、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
主 催: | 日本動物細胞工学会 |
日 時 : | 2022年3月4日(金)10:30~17:00 |
場 所 | 大阪大学 医学・工学研究科東京ブランチ*/Zoomオンライン(ハイブリッド開催) *東京都中央区日本橋本町2丁目3−11 日本橋ライフサイエンスビルディング9F |
オーガナイザー: | 鳥巣 哲生(大阪大学大学院工学研究科) 渡邊 秀樹(産業技術総合研究所) |
参加費: |
[会員・学生]シンポジウム(無料)
[非会員]シンポジウム(5,000円) |
※団体会員に所属している企業の社員の方は、団体正会員にお申込みなされていなくとも学会会員としてご参加できます。 団体会員企業につきましては、こちらよりご確認ください。
申 込:以下のフォームからのお申し込みをお願い致します。
申込締切:2022年2月25日(金)まで
お問い合わせ先:日本動物細胞工学会事務局
TEL:03-5981-6011
FAX:03-5981-6012
E-mail: jaact@asas-mail.jp
プログラム(敬称略)
第44回動物細胞工学シンポジウム 「バイオ医薬品の物性と開発戦略」 |
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10:30~10:35 | 開会挨拶(JAACT会長) |
10:35~10:40 | はじめに |
10:40~11:15 | 「アダリムマブバイオシミラーの製剤開発」 協和キリン富士フイルムバイオロジクス株式会社 CMC開発部 担当部長 石川 智世至 |
11:15~11:50 | 「バイオ医薬品の無菌性管理戦略 (Container Closure Integrity)」 中外製薬株式会社 分析研究部 Researcher 仲井 一真 |
11:50~13:30 | 休憩 |
13:30~14:05 | 「タンパク質ワクチンとタンパク質医薬品の品質管理戦略」 塩野義製薬株式会社 CMC研究本部 製薬研究所 サブグループ長 土井 知広 |
14:05~14:40 | 「バイオ医薬品輸送時に振動加速度と周波数が凝集におよぼす影響の解明および凝集抑制に向けた戦略 」 大阪大学大学院工学研究科/大鵬薬品工業(株)製剤研究所分析課 城 慎二 |
14:40~15:15 | 「バイオ医薬品に含まれる凝集体/不溶性微粒子の評価手法に関する課題」 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 室長 柴田 寛子 |
15:15~15:50 | 「バイオ医薬品関連の知財戦略、事業化・産業化、及び、政府の取組み」 理化学研究所 環境資源科学研究センター 特別研究員 黒谷 篤之 |
15:50~16:10 | 休憩 |
16:10~16:15 | 2021年度 日本動物細胞工学会 技術賞 授与式 |
16:15~16:55 | 2021年度 日本動物細胞工学会 技術賞 受賞講演 「CHO-MK細胞を用いた医療用組換えタンパク質発現細胞株の構築―わずか5日間のFed-batch培養で10 g/Lの抗体を生産する技術―」 株式会社ちとせ研究所 取締役 最高技術責任者 堀内 貴之 |
16:55~17:00 | おわりに |